前回の第1話で郡山の好立地に良い物件を見つけた私たちでしたが、思いのほか損傷が激しく(東日本大震災以降人が住んでいなかった)、修繕をするのに相当な金額になるということで、結局断念。
その物件ありきでスタートした「ゲストハウス計画」だったので、わたしも主人のあきちゃんも何となく後戻りしたくない気持ちで、あては無いながらも引き続き物件探しをすることに。ただ、ここからが長かった…。
はじめに見たのが郡山駅から徒歩10分という好立地な一軒家だったため、私たちの物件選びのハードルが無意識に高められ、ついつい「駅から徒歩圏内」「一軒家」「できればDIY可能」という高飛車な条件でリサーチをしてしまっていたのでした。
お察しの通りそんな神物件に出合えるわけもなく、運よく素敵な賃貸物件を見つけたとしても大家さんのOKが出ない。「民泊をしたい」という若い夫婦は、貸主にとっていい契約相手ではないという現実を知ったのでした(悔!)。
「ああ、物件決まんないなあ。不動産屋さんも協力的じゃないし、理解のある大家さんもいないし…。つらー」
と、この辛みをかれこれ5ヵ月ほど経験することになったのです。
to be continued..
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